はじめてのりゅうがく 〜トロント大学〜

来なきゃわかんないこと、役に立つこと、おもしろいことがぽんぽん落ちてくる場所🚀

トロント大学の授業②✏️📚《Engineering(工学部)》

Heyyy

最近すごく夢を見ることが多いんですけど(眠り浅いのかな💭)

昨日ふと、ここ最近の夢をぜんぶ英語で見てることに気づいてちょっと嬉しいです😃

夢が見れる言語ってほんとに定着してるっていいません?

行ったこともないパリで貴重品全部スられるっていう謎な夢だったんですけど(笑)

 

 

Anyways そんなことはどうでもよくって!!

前回の続きで他の日本人交換留学生にも授業の様子を聞いてきました!!

すごくわかりやすくいろいろな授業の様子を教えてくれて(;_;)

どれもよくて選べないので、今回と、次回も授業の特集に使いたいと思います😉

 

今回はEngineering(工学部)に留学してきたリケジョにお話を聞きました~~💓

エンジニアっていろいろあるけれど、その中でも彼女は土木学科勉強しています!

リケジョかつ中国語が流暢というなんともハイスペックな彼女です✨

スクリプト書いてもらったんですけど、たまに現れる方言がかわいらしい😍

 

ではさっそく〜〜

 

 

Engineeringの概観

トロント大学 Engineeringへの留学とは!

言語学とか、犯罪学とか、物理学とか、トロント大学のプログラム(学部)はほとんど"Arts & Science"に属します。一般教養学部って言ったら良いんでしょうか?

一般的な交換留学では、Arts & Scienceを選択して、そこに属するいろーんなプログラムの中から好きなように授業を選べます。

 

ただ!!!Englneering(工学部)は"Arts & Science"には属しません!独立してます!

 

だから交換留学も専門的に「Engineeringへの留学」になります!

でも!Arts & Scienceの授業も取れます!わーい!お得!!

ただし、必要な履修科目数は4〜6科目で、Arts & Scienceより1科目多いです😭

 

私はArts & Scienceから1科目+Engineeringから3科目履修しました。

これやと、みなさんの大学で1番忙しい学部の忙しさを60~70%ぐらいにした忙しさかと思います(?)

 

授業の様子をざっくり

コースコード500番台で日本の大学の学部3年ぐらいの知識量。そんなむずない。

(Arts & Scienceの400番台までのコースコードとレベルの基準が違うのかな!)

 

北米の進んだ教育!!自分の意見が求められる授業!!!という感じではなく、授業の当日朝にスライドが上がって、それを印刷して持って行って授業聞いて、あとは宿題するっていう日本とあまり変わらない感じでした(笑)

日本と違うところを上げるとするなら、文章書かせる授業や課題が多いところかな。

 

研究ができる授業(Individual research)もあったり!

留学生が履修できる可能性は高くはないけど、取ればよかったなぁ…(涙)と少し後悔しています(笑)

 

Engineeringの一般的な成績評価の割合は:、、、

出席(5%)課題 4つ(10%)中間(30%)グループプロジェクト(15%)期末(40%)

テストが重いです!

グループプロジェクトが厄介で、時間かかるのに、期末の前に締め切りがきます…

 

授業紹介

CIV280 Management of Construction

(CIV は「Civil Engineering」の略で、土木学科向けです!)

【難易度 ★★★☆☆ / 課題の多さ ★★★★☆ / おもしろ度 ★★☆☆☆】

規模:大教室 / テスト:中間・期末 / 授業の種類:Lecture(3時間)+Tutorial(2時間)

 

建設会社で働くときに知らないといけないこと(建設プロジェクトの進み方、契約、安全管理、デザイン、見積もり、法律、資材の調達…)について体系的に学べます。

文章でいっぱい書いたり、事項を暗記することが多いです。なので難易度は★3。

課題は、

・5週間にわたる週3箇所の現場見学と、最後のまとめレポート

・Tutorialで出される課題 5回

で、まあまあ時間はとったかなぁと思うので★4つ。

 

土木の授業では力学や数学の授業が大半を占めますが、それらとは全く違って面白い。ただ、実務を通して学ぶ方が身になる内容が多いので、おもしろ度は★2つ!

建設会社で2週間~1ヶ月インターンするか、この授業とるか、ぐらいが同等な選択かなと思います。



CIV531 Transportation iii - Planning

【難易度★★☆☆☆ / 課題の多さ ★★★★★ / おもしろ度★★☆☆☆】

規模:大教室 / テスト:中間・期末 / 授業の種類:Lecture(3時間)+Tutorial(1時間)

 

Transportation i&iiを取っている前提で、そこで習った知識を、交通・都市計画を立てるときに、どのように役に立てられるだろうか?ということを学ぶ授業。

日本の大学の学部3年までの知識があればついていけます。なので難易度★2つ。

 

課題は6回、1回あたり1~3日程ガッツリ時間がかかったので★4つ。

内容としては、交通データを与えられて、分析・考察せよ、という感じ。

分析では、シミュレーションソフトやExcelを使います。考察で何を求められているか分かるまでちょっと時間がかかったけど、分かったときのニヤリ感は最高。

こうやって分析したらいいねんな~って実感しました。

計画分野は人気なので優秀な修士博士の人も履修してて、課題の平均点が高かった!

 

しかし研究してる人向けの内容なので、実際のケースを分析できないのはムズムズしました。のでおもしろ度★2つ。



CIV549 Groundwater Flow and Contamination

【難易度★☆☆☆☆ / 課題の多さ★★☆☆☆ / おもしろ度★★★☆☆】

規模:中教室  /  テスト:中間・期末  /  授業の種類:Lecture(3時間)+Tutorial(1時間)

 

地下水の流れと汚染~といいつつ、土質力学&水工学の内容なので、化学系の知識は全く必要なかったです。井戸についても学びます。

テスト持込みできたので難易度は★1つ(笑)

課題は、演習問題5回+グループプロジェクト

グループプロジェクトは、シミュレーションソフトを使ってボストンで実際に起きた地下水汚染の責任者をつきとめること!!!

 

プロジェクトは面白かったけど、授業自体は天下り式に教えられるので、ちょっと物足りなかった。

公式を与えられて数値を代入するだけは…うん…。なのでおもしろ度は★3つ。

 

 

はい!こんな感じです!!いかがでしょうか〜〜

Engineering留学って他のArts & Scienceの留学生とは違うし、読んでもらった通り忙しいけど、すごく実践的な感じしていいですよね!

プロジェクトも個人の課題もで大変そうだったけど、彼女は毎日頑張ってました💪

留学生としてここで学ぶ人そんなに多くないので、この記事めっちゃ貴重です💎 

気になる方、ぜひ参考にしてくださいね!

 

授業のお話、次回で最後です〜 (飽きさせちゃってるかな笑)

最後は、日本でも人気の国際政治学についてまとめるので、待っててください〜

 

ではまた次回👋